1日にどのくらいお水を飲めばいい?
カラダの水分が足りないと、どんな影響がある?
珈琲やジュースをたくさん飲んでいるけど、
お水はぜんぜん飲まない。だいじょうぶ?
お水を飲む習慣がない、お茶はたくさん飲んでいるけど。
そんな方は是非、今日から意識してお水を飲んでください。
美容も健康もダイエットにも大きく影響するお水のお話です。
1日にどのくらいお水を飲んでいますか?
カラダの不調を訴える方に「1日にお水をどのくらい飲んでいますか?」
と伺うと、ほとんどの方がお茶やコーヒーなどのカフェインが含まれたものを、
水分としてとらえられていて、「お水」を飲んでいる方が少ないようです。
お水は私たちのカラダになくてはならないもの。
お水が足りなくなると、どういうことが起こるのでしょう?
体の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスクの要因にもなります。
喉の渇きはカラダからの警告
人の体は1日の水分出納を平衡に保っているため、水分摂取量で尿量が調節されます。
夏のように暑く汗を大量にかくときは、その分の水分補給が大切になります。
水は一日どれくらい飲めば良いのか
欧米の研究の成果によると水の必要摂取量の目安は生活活動レベルが低い集団で 1日2.3リットルから2.5 リットル程度。
生活活動レベルが高い集団で1日3.3リットルから3.5 リットル程度と推定されています。
また、水の摂取源は欧米諸国では食物由来がおよそ20%から30%、残りが飲物で70%から80%であることから、
水分補給として1日1.5リットルの水を飲むべきであるとされています。
しかし、日本人の水の摂取源の割合は、和食の献立に代表されるように水分含量が高い食事であるため、
食物由来からの摂取割合が欧米諸国よりも異なることが予想されます。
健康な人で、1日に1~1,5リットルの唾液が出るそうです、が!
老化やストレスなどの原因で分泌量が減ってしまいます。
唾液が不足すると、お口の老化につながり、口臭、肺炎、心筋梗塞、脳梗塞などの病につながります。
さあ! お水を飲まないと!
ダイエットにも水
お水の必要性がおわかりいただけたでしょうか?
健康のためだけでなく、美容、ダイエットのためにもお水はとても大切です。
痩せ体質をつくる
常温の水を飲むと、体の中から温まり、代謝がアップします。
また水を飲むことで、筋肉にしっかりと血液が送り込まれ、効率よく筋肉量が増えます。
筋肉量が増えると基礎代謝量も増え、痩せ体質になります。
血液をさらさらにする
血液がドロドロしている状態は脂肪などが血液中に大量に存在し、スムーズに流れない状態です。
血液は酸素を運搬しているので、血液の流れが悪くなると細胞に酸素がいかず、免疫力の低下、脳や内臓の機能の低下などを引き起こします。
脳梗塞や心筋梗塞をも引き起こしやすくなります。
水を飲むとトイレに行く回数が増えるので老廃物が排泄され、血液もサラサラになります。
食べ過ぎない(食事量をコントロールできる)
食事をしながら水分を取り入れるので、食べるペースがゆっくりになり、満腹感も得られるので、
食べ過ぎを防げます。早食いは満腹感を感じにくいため、食べる量が多くなってしまいます。
肌に潤いを保つ
肌は表面から水分を補給しても中まで届きません。
肌の中まで水分を補うためには水を飲むことです。
またシミやしわ、くすみなども水を補うことで細胞の中の老廃物や毒素が排出され、
細胞に必要な栄養素が補えるので古い細胞から新しい細胞へと変わり、肌の新陳代謝が改善されます。
定期的に運動をする人は、そうではない人よりもたくさん水を飲むべきとのこと。
アメリカスポーツ医学会によれば、30分の運動に対し、1日に摂るべき水分量にプラスして約350ミリリットルを飲めば良いそう。
「お水を飲む」簡単なことですが、
意識をしないと、コーヒーなどの嗜好飲料ばかり
飲んでいることがあります。
お水をしっかり飲む生活を今から始めましょう!