ビタミン・ミネラルが豊富!血管をキレイにする『ひじき煮』



血圧を下げて動脈硬化を防ぐ、にんじんや昆布、
血管をきれいにする椎茸や大豆といっしょに、
おいしい『ひじき煮』でカラダの中から健康になりましょう!
『ひじき』はとてもヘルシーです。
血圧が気になる方にも、ダイエット中の方にも、
簡単に作れて、ビタミン・ミネラルが豊富な
『ひじき煮』今回は、血管、血圧のことを考えて、
5つの食材で作りました。

ひじき煮

hijikini
【材料】
●ひじき
●大豆
●にんじん
●昆布
●こんにゃく
※5つの配分はお好みで。

(調味料)
油 … 小さじ1
だし汁 … 150ml
醤油 … 大さじ2
砂糖 … 大さじ1と1/2
みりん … 大さじ1

ニンジンを千切りにして、炒め、ひじきなどの材料を入れて、
10分ほど煮ます。
(調味料はお好みで加減しましょう)

今回は、血液、血管、が喜ぶ5つの食べ物で作りました。

ひじき

hijiki
食物繊維が多く、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。

カルシウムと鉄が豊富、カリウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルも。

カルシウムは主に歯や骨をつくるもとになり、不足すると骨の発達が悪くなります。

また、筋肉、神経、心臓が正常に機能するためにも必要です。

カリウムは、血圧の調節、心筋収縮の調節などの働きがあります。

不足すると脱力感、疲労感、高血圧などの症状が出ます。

その他、ポリフェノールの一種フロログルシノールも含まれています。

大豆

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​​大豆に含まれるサポニンが持つ抗酸化作用によって、コレステロール値を下げることができます。

高脂血症、動脈硬化症、高血圧症の患者に大豆サポニンを投与した結果、

総コレステロールは71%、中性脂肪は88%に改善されたという報告があり、

大豆に含まれるサポニンが血液中の脂質を減少させる作用を持つことが明らかとなっています。

また、大豆に含まれるレシチンにも、脂質の代謝を活発にさせる働きがあります。

こんぶ

konbu
昆布を煮た時などに出てくる独特のねばり成分は「アルギン酸」や「フコイダン」といった海藻特有の水溶性食物繊維で、

昆布の含有量は多く、乾燥重量の約10%と言われています。糖質や脂質の吸収を抑え、コレステロール値の上昇を抑えてくれます。

ヒトの身体に流れる血液やリンパ液は、海水の成分と似ていると言われています。

海で育つ昆布は、海の中にあるミネラルを吸収して、人間に有害な物はあまり吸収しないという特徴があります。

海藻に含まれる褐色の色素成分「フコキサンチン」は、脂肪の蓄積を抑えます。

たまった体脂肪を燃やすたんぱく質「UCP-1」の活性を上げる、というダブルの作用があります。

主に内臓脂肪に届いて作用し、高めの血糖値を下げ、筋肉での糖の利用を促します。

にんじん

ninjin
カロテン類や、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維、ミネラルなど、多くの栄養素を含んでいる緑黄色野菜です。

食物繊維は便秘の解消だけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。

カリウムは人体に必要なミネラルの一種で、ナトリウムを体外に排出する効果があり、

血液中の塩分濃度を抑えることで血圧を下げます。

にんじんに含まれるβ-カロテンは体内の活性酸素を除去するはたらきがあります。

強い抗酸化作用があり、にんじんを多く摂取することで肌を綺麗に保つことができます。

こんにゃく

konnyaku
食物繊維には水に溶ける性質を持つ「水溶性食物繊維」と水に溶けない性質を持つ「不溶性食物繊維」がありますが、

私たちになじみのある板こんにゃくやしらたきなどに含まれている食物繊維はおもに後者の不溶性食物繊維です。

消化・吸収されずに小腸を通って大腸まで達することで、腸を刺激してぜん動運動(腸の収縮運動)を活発にし、

便通を促すことによって腸内環境を整えてくれます

こんにゃくに含まれる食物繊維には、便・腸の調子を整えてくれたり、脂質・糖・ナトリウムなどの排出を助けてくれたりする作用があります。

CAVECAVE

ひじき煮、「作るのがめんどう」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

お惣菜コーナーでも、よく見かけますし、レトルトで売られているものもありますよね。

美容と健康を考える方、ダイエット、血圧が気になる方、是非食べていただきたいと思います。