腸活しなくちゃ!って思うけど、自分の腸の状態ってどうなんだろう?
便秘じゃなくても腸の状態が悪かったりするんだろうか?
よく快食・快眠・快便って言いますよね。
どれも腸活には大切なことなんですが、今日は快便のお話。
うんこは自分のカラダの健康状態を反映する鏡のような存在。
自分の腸の状態をチェックしましょう!
腸内環境を簡単に検査できるキットもあるんですよ。
便秘の人でなくても腸内環境をベストにすると、
毎日が快適!
うんこって?
食べ物のカスでしょう?
実は水分が70%以上なんです。
便秘の人の硬い便で70%
通常の便で80%
軟便の状態で90%
通常の便でも、水分は80%で食べかすはわずか6~7%だけなんです。
その他腸粘膜と言って、大腸や小腸の粘膜が剥がれたものが6~7%で、腸内細菌が6~7%。
この腸内細菌の構成比率やバランスは体調にものすごく影響しています。
体内の腸内細菌を元気にすることが大切なんです。
食物繊維をしっかり摂る
食物繊維の摂取量が少なく、高カロリー食が多い生活をしていると、太っている人に多く存在する腸内細菌の仲間が増えることもわかっています。
食生活が腸内フローラのバランスに影響を与え、それが「太りやすさ」という体質として現れてくる可能性があるのです。
腸内で悪玉菌が優勢になると、腸の運動が停滞し、ガスがたまってポッコリおなかになることも。
カラダをスッキリさせるためにも、腸内環境を整えることが大切です。
腸内の善玉菌を増やすには、善玉菌が好むエサを毎日の食事で摂ることがポイント。
特に、水溶性食物繊維の中でも発酵性の高いペクチンやオリゴ糖という糖質を含む食品を選ぶとよいでしょう。
[ペクチンを含む食材]
熟した果物、オクラなど
[オリゴ糖を含む食材]
玉ねぎ、ごぼう、バナナなど 善玉菌のエサとなる食物繊維や善玉菌そのものを含む発酵食品は、日々の食事に継続して取り入れることが大切。
毎日摂るのは大変と思われがちですが、以下のようなちょっとした工夫で無理なく続けることができます。
腸内環境を整えるには、善玉菌のエサを摂って腸内細菌を育てるだけでなく、善玉菌そのものを摂取して補っていくことも重要です。
腸内にどのくらいの善玉菌が生息しているかはわからないのでエサと一緒に、善玉菌そのものを摂取するのが効率的です。
腸の健康をサポートする2種類の食物繊維
水溶性食物繊維
腸内細菌のエサになり、善玉菌を増やす。
発酵・分解されて作られた短鎖脂肪酸が腸内環境を整える。
コレステロールや糖の吸収を抑制するはたらきも期待できる。
大麦
玉ねぎ、大根、ごぼう、にんにく、らっきょう、エシャロットなどの野菜類
キウイフルーツ、パパイヤなどの果物類
わかめ、こんぶなどの海藻類など
不溶性食物繊維
腸内で水分を吸収して膨らみ、便のカサを増やすことで排便を促す。
切り干し大根
モロヘイヤ、かぼちゃ、えだまめなどの野菜類
きくらげ、しいたけなどのきのこ類
大豆、いんげんまめなどの豆類など
うんこを見れば腸内細菌バランスが分かるのです。「腸内細菌を整える=いいうんこを出す」と思っていただいて結構です。
理想のうんことは、バナナうんこです。うんこは、食生活・運動のほか、ストレスなどの影響で日々変化します。
ストレスがあると女性は便秘しますが、男性は逆に下痢をする傾向があるようです。
いつもバナナうんこになるように、毎日きちんと観察する癖をつけましょう!
便の状態はブリストルスケールでチェックすることができます。
ブリストルスケール
※英国ブリストル大学のDr.Heatonらが1997年に提唱した便の硬さや形状から排便の状態を判断する際に使われる指標です。
バナナ状の便がするりと出て、排泄後に「すっきりしたな」と感じれば良い状態と言えます。
健康な便は、通常、次の特徴があります。
便がトイレの水に軽く浮き、なおかつ、色や出方も健康な便の条件を満たしていれば、健康状態は良好だと考えられます。
良い便の例を紹介しましたが、一方で病気が隠れている可能性が高い便もあります。
観察する中で、以下のような排便があった時には、早めに医療機関へ相談してください。
真っ黒な便
真っ黒でドロドロした、タールのような便は、食道や胃、十二指腸、小腸で出血している可能性があります。
緊急性が高い状態ですので、すぐに医療機関を受診してください。
赤い便
鮮血のように真っ赤な便は、肛門に近い場所で出血している可能性があります。
大腸の炎症やポリープ、大腸がん、いぼ痔、きれ痔が考えられます。
持続する場合は、すぐに医療機関を受診してください。
白っぽい便
白っぽい便がでる場合は、色をつくる色素(胆汁色素)の流れが悪いサインです。
一時的な場合の原因として多いのが、暴飲暴食によるものですが、肝臓や胆のうに炎症がある事も考えられます。
持続する場合は、すぐに医療機関を受診してください。
腸内環境検査キット
尿で簡単に腸内環境検査ができるキットがあります。
検査結果はWEBサイト【カラダチェック】のマイページから閲覧できます。
今の状態をチェックしてみるのもいいですね。
便は目に見えて分かる健康のバロメーターです。
日頃から便の状態をよく観察して、変化があれば、食生活を見直すなど健康管理に役立てましょう。
前にこの腸内環境検査キットで
チェックしたことがあります。
Aランクで嬉しかったですが、最近飲み過ぎだから・・・。
腸活がんばろっと!