ダイエット中でも摂りたい食品、アーモンド。
アーモンドは天然のサプリ。
ナッツ類はカロリー高いから・・・。と、ダイエット中敬遠している人もいるのではないでしょうか?
口さみしいな・・・と思ったら、一粒をよーく噛んで食べましょう。
【いかにカロリーを減らすか】だけを考えていては、カラダに必要なもの、効果が期待できる食品も足りなくなり、
体重が減っても肌や髪の毛からツヤがなくなってしまっては成功だとは思いません。
アーモンドミルクでお手軽にビタミンEを摂るのもいいですよ。
ダイエット中の方はお砂糖が入っていないものを!
アーモンドの効果と効能
アーモンドの優れた栄養素と美容健康効果は、誰しもが一度は耳にしたことがあると思います。
その効果は古くから知られており、旧約聖書にも記述が残っている程です。現在では天然のサプリメントと称されており、世界中で重宝されています。
そんなアーモンドの効果や効能についてご紹介します。
アーモンドの栄養素の中でも、最も注目されているのが「ビタミンE」です。食品の中でもビタミンEが最も多く含まれているのがアーモンドです。
ビタミンEは細胞や血管の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、老化防止に非常に効果的と言われています。
また、コレステロールの抑制効果もある為、心臓病や糖尿病の予防にも効果的です。
ミネラル類も非常に豊富に含まれているので、骨粗しょう症の予防にも効果的と言われています。
食物繊維も豊富であり、ダイエット効果や便秘解消など女性にうれしい効果もあります。
脂肪分が多いアーモンドですが、約7割が善玉オレイン酸で占められており、
悪玉コレステロールを減らして生活習慣病の予防効果も期待できます。
このようにアーモンドには優れた美容・健康効果があります。
参照:ナッツ専門ページ
アーモンドの1日の摂取量目安
では、アーモンドは1日にどのくらい摂取するのが理想なのでしょうか。
成人女性の理想的な摂取量は25g~30gと言われています。アーモンドは1粒あたり約1gですので、25粒から30粒程度となります。
毎日これくらいの量のアーモンドを摂取していれば、アーモンドが持つ抗酸化作用や生活習慣病予防などの効果を実感できるのではないでしょうか。
カロリーに換算すると150kcalから180kcal程度ですので、ダイエット中の方でも問題なく摂取できるかと思います。
成分名 可食部100gあたり
エネルギー | 598kcal |
たんぱく質 | 18.6g |
脂質 | 54.2g |
炭水化物 | 19.7g |
ビタミンE | 31mg |
食物繊維 | 14.4g |
ビタミンB2 | 0.9mg |
カルシウム | 230mg |
何年も、アーモンドを毎日欠かさず食べています。
アーモンドで太ったりしませんよ~。
どんな食べ物も適量を食べることが大切です。
ビタミンEが豊富!
健康効果が見込まれる特徴的な栄養素は、なんといってもビタミンEです。
アーモンド100gあたり31mgのビタミンEが含まれています、ゴマの310倍も!
ほかの豆類などと比較しても飛びぬけてビタミンEの含有量が高い食品です。
ビタミンEには抗酸化作用があり、お肌や各器官の粘膜を強化する働きがあります。
老化防止、美肌効果やアンチエイジングの効果が期待できます。
ビタミンB2も豊富に含まれていますが、このビタミンには脂肪の燃焼効果があるためダイエットにも効果的で、
美容を気にする女性にはもってこいの食品といえます。
オレイン酸たっぷり!
肌を健やかに保ってくれるオレイン酸はゴマの1.8倍!
100グラム中に35グラムも含まれています。
オレイン酸は、善玉(HDL)コレステロールを減少させることなく、悪玉(LDL)コレステロールを減少させる効果があります。
動物性脂肪や乳製品には飽和脂肪酸やコレステロールが多く含まれます。
こうした食品を摂り過ぎると、血中の悪玉(LDL)コレステロールが過剰に増加します。
悪玉(LDL)コレステロールが増加し酸化すると、血管内壁にコレステロールが付着し、
血管を塞ぎ、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を引き起こします。
オレイン酸は悪玉(LDL)コレステロールを減少させるだけでなく、
悪玉(LDL)コレステロールによって血管内に置かれた過剰なコレステロールを回収する役割を持つ、
善玉(HDL)コレステロールを増加させる働きがあることも確認されています。
オレイン酸を多く含む食品⇒オリーブ油・紅花油・ひまわり油・アーモンド・ピーナッツ
豊富なミネラル
女性に不足しがちなカルシウムや鉄分が手軽に補給できます。
腸内環境を整える!
アーモンドには豊富な不溶性食物繊維が含まれており、これが腸内環境を整えてくれます。
便秘改善やデトックス効果も期待できます。
食物繊維はレタスの9倍、ごぼうの1.8倍も含まれています
食べ過ぎ注意
男性(30~49歳)が1日に必要なエネルギー量は2,650kcal
女性(18~49歳)の場合は1,950~2,000 kcalです。
(参照:日本人の食事摂取基準 2015年版 厚生労働省)
便秘によいとされる食物繊維ですが、一度に多量摂取するとお腹をこわし、腹痛を引き起こすことがあります。
体質によっては食物繊維の過剰摂取によって余計に便秘がひどくなることもあるので摂取量には気をつけましょう。
また、アーモンドは脂質が多いため消化吸収に時間がかかる側面も。
胃腸に負担がかかり下痢になる可能性もあるので、いずれにしろ過剰摂取はしないほうがベターです。
お手軽なアーモンドミルク
1日当たりのビタミンEの摂取の目安を18歳以上の男性で6.5㎎、18歳以上の女性で6.0㎎と設定しています。
アーモンドミルクはコップ1杯(200ml)で9.0mgのビタミンEが摂れるのでお手軽ですよ。
エネルギー | 30キロカロリー |
タンパク質 | 1.2g |
脂質 | 2.2g |
コレステロール | 2mg |
炭水化物 | 1.6g |
食塩相当量 | 0.4g |
カルシウム | 137mg |
マグネシウム | 11mg |
ビタミンE | 9.0mg |
もちろんそのまま飲んでもいいし、スムージーにしてもいいですが、
私は朝、シリアルにアーモンドミルクをかけて食べています。
※シリアルやグラノーラもきちんと1食のグラム数を計ります。テキトーにお皿にあけるとたいてい入れすぎ(笑)
未開封なら常温保存できるので箱買いしていますよ~♪
まとめ
ダイエット中の方はアーモンドを秘密兵器として持っておきましょう。
口さみしいな・・・と思ったら、一粒をよーく噛んで食べましょう。
私は何年か毎日、アーモンドを食べていますがお皿にひとつまみ。
袋から直接食べる事は絶対やりません。
アーモンドにかかわらず、いかにカラダによいとされる食べ物でも取り過ぎはいけません。
私たちに一番必要な水でさえ、過剰に取り過ぎればさまざまな問題がでてきます。
何も考えず、「〇〇が良い」と聞いてそればかりを過剰摂取して、
痩せようとか、キレイになろうとするのは賢い人のする事ではありません。
極端な食生活にならないように、効果があるもので摂取カロリーを考えて。
食べない!ってするからストレスがたまる。
食べようと思ったチョコレートを半分にすればカロリーは半分。
そうしたら、明日また美味しい楽しみができますよ。
我慢するんじゃない。楽しみをつくるんです。
それがダイエット成功のカギ。