痩せ薬だと思ってサプリを飲んでいませんか?
サプリは薬ではない。
カラダを良好に保つための食品。
サプリ選びはよくそのサプリがどんな効果があるのかを調べましょう。
糖質の吸収を抑えるものや脂肪の分解など、
サプリも色々ありすぎて迷いますが、
まずは自分の状態を知ることだと思います。
サプリメントの定義
サプリメント(supplement)とは、栄養補助食品(えいようほじょしょくひん)とも呼ばれ、
ビタミンやミネラル、アミノ酸など栄養摂取を補助することや、ハーブなどの成分による薬効が目的である食品である。
略称はサプリ。ダイエタリー・サプリメント(dietary supplement)は、アメリカ合衆国での食品の区分の一つである。
ほかにも生薬、酵素、ダイエット食品など様々な種類のサプリメントがある。健康補助食品(けんこうほじょしょくひん)とも呼ばれる。
引用:Wikipedia
大きく分けると3つに分類されます。
体に必要なビタミンやミネラル、アミノ酸、食物繊維、DHAやEPAなどを補うもの。
健康維持や美容などのために利用するイソフラボン、ローヤルゼリー、プロポリス、セサミン、カテキンなど
ウコン、マカ、ブルーベリー、グルコサミンなどは体調の回復のため
サプリメントの利用目的
サプリメントの利用目的は健康の維持・増進や病気の予防、食事で不足している栄養素の補給や強化、
疲労回復、美容やダイエットなど性別や年齢により目的は様々です。
さらに約5%は医薬品ではないですが、病気の治療目的に使用しています。
サプリを摂る人の割合は年々増えていますし商品もごまんとあります。
健康を考えるのは当然のこと。
でもちゃんと目的に応じたものを選んでいるでしょうか?
そのサプリはあなたに本当に必要?
サプリメントの情報はTVや雑誌、インターネットなどで情報が氾濫しています。
まずは購入する前に、ご自分に本当にサプリメントが必要か考えてみます。
サプリメントの利用の前に、まずは毎日の食事から野菜、果物、乳製品、魚などを食品から取り入れるようにします。
そのためには栄養バランスの良い食事を心がけ、食事内容や食生活事態を見直します。
サプリメントを購入する際には成分名、含有量、問い合わせ先を確認します。
特に健康面の安全性や有効性を判断するためには含有量が必要です。サプリメントは食品に分類されていますが、
ビタミンやミネラルなど1度に多種類のサプリメントを摂取すると健康被害の可能性が高くなり、被害の原因究明も難しくなります。
何種類か摂取している場合は、同じ成分が重複していることもあり、過剰摂取による体調不良も引き起こします。
サプリメントを使用する際は、服薬中の薬との飲み合わせを確認します。
サプリメントの形状は薬に似ていますが、薬とは別物です。
サプリメントの利用によって病気の治癒が遅れたり、症状が悪化することもあります。
サプリメントは食品ではありますが、薬のような副作用がないわけではありません。
サプリメントを利用するときは、どこのメーカーをいつ、どのくらい飲んだかなどをメモし、
体調が悪くなったときは、すぐ使用を中止し、医療機関や保健所へ報告します。
また三七人参、ローヤルゼリー、ウコン、スピルリナなど天然のものでもアレルギーを引き起こすこともあります。
表示に天然・自然の素材と記載されていても安全、安心とは限りません。
サプリメントを摂取しても良い実感がないときは、思い切ってサプリメントを止めてみることも大切です。
サプリメントの上手な活用方法は、サプリメントを利用しながら生活習慣や食生活も一緒に見直していくことです。
引用:健康長寿ネット
サプリの過剰摂取
食品でも過剰に摂取すれば病気などの原因になるように、サプリメントも気軽に摂取できるぶん摂取量に気をつけなければいけません。
何種類かのサプリメントを服用していて重複しているビタミンなどがあれば摂取しすぎてしまいます。
サプリメントや健康食品の多くは安全ですが、人によって肝機能障害、肺障害などを起こすことがあります。
副作用がひどくなって入院しなくてはならないこともあります。
一般的に水溶性ビタミンのビタミンB群とC群は過剰摂取しても尿から排泄されてしまうので副作用はほとんど心配しなくてよいと言われています。
特にビタミンB群のうちB1、B2,B12、ビオチン、パントテン酸およびビタミンCには過剰摂取による副作用の報告はありません。
脂溶性ビタミンであるビタミンA,ビタミンDは過剰摂取による副作用があります。
ビタミンEは脂溶性ビタミンでも副作用は起こりにくいとされています。
ミネラルは過剰摂取により副作用の可能性があります。
また、成分や含有量の記載がはっきりしない健康食品は避けたほうがいいでしょう。
ビタミンB2を含んだサプリメントをとった後は尿が黄色くなりますがこれは黄色い色素を含んだB2が尿に排泄されるためで、異常ではありません。
サプリは薬とは別物
先日、YouTubeでダイエットサプリを紹介するCMが流れていましたが、「こんな痩せ薬」があるんです!
と堂々と「痩せ薬」と言っていたので驚きました。
薬のカタチをしていますがサプリは食品です。
それを飲んだら痩せるというような紛らわしい広告に惑わされず、どういった効果があるのか理解して摂らなければいけません。
こうして記事を書いているとサプリメントのレビューをたくさん見ます。
勘違いしている人もたくさんいます。
飲んだけどぜんぜん体重が減らない
多分、そのサプリを痩せる薬と思っているのでしょう。
けっこうこういうレビューを見かけます。
そのサプリメントの目的と効果をよく確認して自分が必要とするサプリかどうか理解する必要があります。
ダイエットサプリ
ダイエットサプリというから飲むと痩せるようなイメージを持ってしまうのでしょう。
● 燃焼サプリ 脂肪の分解・燃焼をサポートする効果
● 酵素サプリ 年齢を重ねるにつれ減少してしまう体内酵素を酵素がサポート
● 善玉菌サプリ 腸内環境を良好にし、体重・体脂肪を減らす
● 糖質抑制サプリ 太る元となる糖の吸収を抑える
お友達が「このサプリで3キロダイエットできたよ~」と言うと、
自分もそのサプリで痩せる!と思ってしまうのかもしれませんが、お友達が3キロ減量できたのは、
すべてそのサプリだけでなくちゃんと他にも努力した成果かもしれませんし、
人それぞれ体重が減らない原因が違うので自分になにがいいのかよく考えてみましょう。
「そんなに食べてないのに~」っていう言葉もよく聞きます。
いや~!食べてなければ、そのカラダは維持できないですよ!
まぁ、ゾウよりは食べてないかもしれない。(言わないですけど)